皆さんお久しぶりです、きのこです。
新型コロナの影響で大学の授業がオンライン授業へと切り替わりました。3月はじめから授業がスタートし、日々楽しく勉強しています。それと並行して、実は返済不要の中国政府奨学金(博士課程)にも応募していました。本日無事に合格通知が届き、皆様にもお知らせすることができました。
1年間の学部・修士課程合格については、参考となるブログがいくつかありましたが博士課程合格はほとんど情報がありませんでした。
これから中国政府奨学金を応募しようと考えている博士課程希望者の方向けに募集内容・志望理由の書き方・書類審査・面接までの体験談を紹介します。
社会人・博士課程の方向けにまとめていますが、学部・修士課程の方にも参考になる部分があるかと思います。
Contents
中国政府奨学金(返済不要)
【1】中国政府奨学金とは?
中国政府奨学金とは、毎年中国政府が募集している中国で学ぶ外国人留学生のための奨学金のことです。奨学金の内容はかなり手厚く、授業料・寮費・生活費支給など実質無料で中国留学することができます。
【2】中国政府奨学金の選考および日程
2020年の応募選考は以下の通りです。
国内選考:2020年1月22日(水)締切
- CSC電子申請システムにてオンライン登録
- 書類選考
面接選考:2020年2月27日(木曜日)
応募期間について、2020年度の募集は1ヶ月前倒しで行われています。昨年は12月頃に募集要項発表~2月末まで書類受付でしたが今年は1月22日までの受付でした。2021年も前倒しになる可能性があるのでこまめに各サイトをチェックするようにして下さい。また詳しい募集内容は↓のリンクから確認することができます。
【3】中国政府奨学金の合格率・難易度は?
中国政府奨学金の合格率や難易度は原則として公表されていません。ただし昨年は、中国政府奨学金の申請者がはじめて200人を超えたこと、最終合格者が138名とニュースになっていました。
日本人学生による中国政府奨学金申請、今年初めて200人を超える=中国メディア
中国政府による奨学金を申請した日本人の数が今年に入って245人に達し、初めて200人を突破したと伝えている。
引用:excite.ニュース(2020/3/30)
中国政府奨学金を得た日本人学生138人、近く中国留学
日本文部科学省、日中友好協会および日本の一部大学が推薦する日本人学生138人が、中国政府の奨学金を獲得、間もなく中国へ留学する。16日、駐日本中国大使館は、学生138人を見送るために、東京で壮行会を開催した。新華社が報じた。
引用:japanese.china.org.cn(2020/3/30)
2019年データを基に計算すると応募者245名、最終合格者138名、倍率は1.8倍!今年は新型肺炎の影響で少し辞退している方もいるかも・・・?
2019年 | |
応募者数 | 245名 |
最終合格者数 | 138名 |
倍率 | 1.8倍 |
もともとの募集人数は110名ですが、最終合格者数が138名なので少し多めに合格者を出しているのかもしれません!(私たち中国留学希望者にとっては本当に有難いことです)
【4】中国政府奨学金の書類選考を通過するためには?
私の体感ですが、応募書類の内容および志望理由書はかなり重要です。この内容によって面接で厳しい質問をされるか、当たり障りのない質問をされるか決まると思います。気合を入れて書きましょう。書き方については別記事で詳しく解説します。
また書類選考は書類不備などが原因で落とされると思いますが、私の場合は書類不備でも通過しています。実は1月22日の応募締切後にメールで連絡があり、再度不足書類を提出するように言われました。
- 学部の成績証明書
- 和文出願書の不備を修正
ネットで検索してみると、私の様に書類不備でも再提出を求められて面接→合格まで進んでいる方が他にもいました。ただし、再提出を求められず理由は不明ですが書類選考で落ちている方もいました。
おそらく、書類選考の段階で①書類不備、②成績不良、③書類の志望理由などの内容(?)で判断している可能性があります。成績は変更することができないため書類不備を無くす、志望理由などを充実させる必要があります。またこの時点では中国語力は関係ないため書類審査にはほとんど影響していないものと考えられます。
私は発表・発刊済みの論文が数本あったので直近2本だけを研究成果として提出しました。
まとめ
今日はここまで!
中国政府奨学金について、忘れないうちに面接や志望理由の書き方についてまとめますね!奨学金について質問あればメールでどうぞ。
ホテル・観光スポットの口コミ確認
国内・海外ホテルのリサーチに!